2014年02月02日
2月2日 確定申告 娘の勉強
福岡・久留米のぶっちゃけ社労士(会社側の立場でぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用と労務管理の町医者 吉野正人です。
2月2日日曜日。昨日は友人の税理士さんに確定申告の書類を引き渡し、打ち合わせを行いました。確定申告は、ある意味で当事務所の「通知簿」であり、現状把握する機会だと認識しています。4月からは消費税も8%となり、私自身も顧問先もシビアに対処しなければならないと実感しています。
今日は娘の勉強で英語の小テストを行いました。単語・和訳・文法と幅広く行っていますが、今回は幸い合格でした。中学英語の場合、日頃の勉強が重要で「一夜漬け」は不可能です。。。2月末には期末テストもあり、しっかり教えていきたいと思います。


※昨日は友人の税理士さんと地元久留米の大衆飲み屋・松竹で飲みました。焼酎・伊佐美・水割り380円と激安のお店です。
今日は気になる記事がありました。
※毎日新聞より引用
<雇用政策の見直し>正社員 遠のく懸念
毎日新聞 2月2日(日)10時33分配信
安倍晋三政権は「失業なき雇用の流動化」を掲げ、雇用政策の見直しを加速化させている。労働関連の規制を「岩盤」とみなし、打ち破ればより多くの人が仕事に就けるようになるという。ただその一方で、「安上がりの労働者を増やす」「正社員の座がますます遠のく」といった懸念も出ている。【中島和哉、東海林智、佐藤丈一】
【雇用政策の見直し】中小企業の支え 雇用調整助成金が半減
日雇いの登録型派遣で働く横浜市の男性(33)は昨年暮れ、東京都内の商業施設で商品を補充する仕事をしていてふと、将来への不安に襲われた。常用派遣で毎日この職場に来ているという10歳年上の男性が「ずっとこの現場というわけにはいかない」とつぶやくのを耳にしたからだ。
大学時代はアパレルや飲食業界への就職を目指した。だが、内定はゼロ。無職のまま卒業し、貯金が底をついた2006年夏、大手派遣会社に登録した。以来、派遣元からの電話一本でイベントの案内係、倉庫、オフィスと毎日のように職場を転々としてきた。今の手取りは月23万円程度。実家住まいの身にはそこそこだ。男性は「仕事の予定が埋まり出すと、適応して抜け出せなくなった」と話す。
「そろそろ正社員を考えないといけない」と焦りはする。それでも、ためらううちに月日は過ぎていく。
「ずっと日雇いで職歴がなく、面接で履歴書の空白を説明できるかどうか分からないから」
昨年11月、職を探している人1人につき、働き口がいくつあるかを示す有効求人倍率が6年1カ月ぶりに1倍台に達した。ただし派遣など非正規雇用労働者への求人が増えたためで、全求人に占める正社員の割合は前年同月より1ポイント減の41.5%。12年の全労働者に対する非正規の割合は38.2%に上り、20年前に比べ、16.5ポイント増えた。
正社員を非正規社員に置き換える流れは、政府が今国会に提出する労働者派遣法改正案で拍車がかかると見られる。今は通訳や秘書など「専門26業務」を除き、企業が派遣社員を使える期間は3年が上限。それが同改正案が成立するとどんな仕事でも労働者を3年ごとに変えれば、ずっと派遣に任せられるようになる。日雇い派遣の原則禁止を決めた民主党政権の方針を一転、「基本は正規雇用。派遣は例外」という1985年の同法制定以来の理念を転換するものだ。
1月29日、厚生労働相の諮問機関、労働政策審議会は同法の改正を田村憲久厚労相に答申。この日、記者会見で感想を問われた経団連の米倉弘昌会長は「派遣元の社員のキャリアアップも盛り込まれ、バランスが取れている」と評価した。しかし、大阪大大学院法学研究科の小嶌典明教授(労働法)は「(多様な働き方を)邪魔しない方向」としつつも、「専門26業務に限っていた無期限派遣の垣根を全て解消したのは行きすぎだ」と指摘する。
※引用終わり。
労働系が得意な毎日新聞の記事です。記事の内容は「労働者側」の立場で書かれています。
「会社側」の立場の社労士から今回労働者派遣法改正について考えると、派遣労働者はあくまでも企業にとって「臨時」であり、「社外の人」であり、「自社の従業員」ではない事を認識して欲しいと思います。
「自社の従業員」として教育するには、「自社の従業員」として直接雇用する必要があります。私自身、過去に派遣労働者に人事・経理を「丸投げ」した会社を見たことがありますが言語道断です。愛社精神も無く、賃金・人事考課など会社の機密情報を「社外の人」に任せていいのでしょうか?
派遣労働者は「社外の人」である事を理解した上で、法改正後も有効に活用すべきだと思うこの頃です。ただし、紹介予定派遣のように、派遣で適正を判断した後で直接雇用するのは有効だと思います。

写真は今日の夕食のメインで、おでんです。やっぱり冬はおでんですね(^^)。
以上、福岡・久留米のぶっちゃけ社労士(会社側の立場でぶっちゃけた相談ができる社労士)こと 採用と労務管理の町医者 吉野でした。

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2月2日日曜日。昨日は友人の税理士さんに確定申告の書類を引き渡し、打ち合わせを行いました。確定申告は、ある意味で当事務所の「通知簿」であり、現状把握する機会だと認識しています。4月からは消費税も8%となり、私自身も顧問先もシビアに対処しなければならないと実感しています。
今日は娘の勉強で英語の小テストを行いました。単語・和訳・文法と幅広く行っていますが、今回は幸い合格でした。中学英語の場合、日頃の勉強が重要で「一夜漬け」は不可能です。。。2月末には期末テストもあり、しっかり教えていきたいと思います。


※昨日は友人の税理士さんと地元久留米の大衆飲み屋・松竹で飲みました。焼酎・伊佐美・水割り380円と激安のお店です。
今日は気になる記事がありました。
※毎日新聞より引用
<雇用政策の見直し>正社員 遠のく懸念
毎日新聞 2月2日(日)10時33分配信
安倍晋三政権は「失業なき雇用の流動化」を掲げ、雇用政策の見直しを加速化させている。労働関連の規制を「岩盤」とみなし、打ち破ればより多くの人が仕事に就けるようになるという。ただその一方で、「安上がりの労働者を増やす」「正社員の座がますます遠のく」といった懸念も出ている。【中島和哉、東海林智、佐藤丈一】
【雇用政策の見直し】中小企業の支え 雇用調整助成金が半減
日雇いの登録型派遣で働く横浜市の男性(33)は昨年暮れ、東京都内の商業施設で商品を補充する仕事をしていてふと、将来への不安に襲われた。常用派遣で毎日この職場に来ているという10歳年上の男性が「ずっとこの現場というわけにはいかない」とつぶやくのを耳にしたからだ。
大学時代はアパレルや飲食業界への就職を目指した。だが、内定はゼロ。無職のまま卒業し、貯金が底をついた2006年夏、大手派遣会社に登録した。以来、派遣元からの電話一本でイベントの案内係、倉庫、オフィスと毎日のように職場を転々としてきた。今の手取りは月23万円程度。実家住まいの身にはそこそこだ。男性は「仕事の予定が埋まり出すと、適応して抜け出せなくなった」と話す。
「そろそろ正社員を考えないといけない」と焦りはする。それでも、ためらううちに月日は過ぎていく。
「ずっと日雇いで職歴がなく、面接で履歴書の空白を説明できるかどうか分からないから」
昨年11月、職を探している人1人につき、働き口がいくつあるかを示す有効求人倍率が6年1カ月ぶりに1倍台に達した。ただし派遣など非正規雇用労働者への求人が増えたためで、全求人に占める正社員の割合は前年同月より1ポイント減の41.5%。12年の全労働者に対する非正規の割合は38.2%に上り、20年前に比べ、16.5ポイント増えた。
正社員を非正規社員に置き換える流れは、政府が今国会に提出する労働者派遣法改正案で拍車がかかると見られる。今は通訳や秘書など「専門26業務」を除き、企業が派遣社員を使える期間は3年が上限。それが同改正案が成立するとどんな仕事でも労働者を3年ごとに変えれば、ずっと派遣に任せられるようになる。日雇い派遣の原則禁止を決めた民主党政権の方針を一転、「基本は正規雇用。派遣は例外」という1985年の同法制定以来の理念を転換するものだ。
1月29日、厚生労働相の諮問機関、労働政策審議会は同法の改正を田村憲久厚労相に答申。この日、記者会見で感想を問われた経団連の米倉弘昌会長は「派遣元の社員のキャリアアップも盛り込まれ、バランスが取れている」と評価した。しかし、大阪大大学院法学研究科の小嶌典明教授(労働法)は「(多様な働き方を)邪魔しない方向」としつつも、「専門26業務に限っていた無期限派遣の垣根を全て解消したのは行きすぎだ」と指摘する。
※引用終わり。
労働系が得意な毎日新聞の記事です。記事の内容は「労働者側」の立場で書かれています。
「会社側」の立場の社労士から今回労働者派遣法改正について考えると、派遣労働者はあくまでも企業にとって「臨時」であり、「社外の人」であり、「自社の従業員」ではない事を認識して欲しいと思います。
「自社の従業員」として教育するには、「自社の従業員」として直接雇用する必要があります。私自身、過去に派遣労働者に人事・経理を「丸投げ」した会社を見たことがありますが言語道断です。愛社精神も無く、賃金・人事考課など会社の機密情報を「社外の人」に任せていいのでしょうか?
派遣労働者は「社外の人」である事を理解した上で、法改正後も有効に活用すべきだと思うこの頃です。ただし、紹介予定派遣のように、派遣で適正を判断した後で直接雇用するのは有効だと思います。

写真は今日の夕食のメインで、おでんです。やっぱり冬はおでんですね(^^)。
以上、福岡・久留米のぶっちゃけ社労士(会社側の立場でぶっちゃけた相談ができる社労士)こと 採用と労務管理の町医者 吉野でした。

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Posted by naitya2000 at
23:51
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