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2015年11月06日

11月6日 エフセキュア社従業員が、個人情報をネットで晒した事件より学ぶこと

福岡・久留米のぶっちゃけ社労士(会社側の立場でぶっちゃけた相談ができる社労士)こと 採用と労務管理の町医者 吉野正人です。

エフセキュア社従業員が、個人情報をネットで晒した事件より学ぶこと

11月6日金曜日。今日は、前回に引き続きネットと政治信条に関する採用、労務管理について書きたいと思います。セキュリティソフト会社社員における個人情報をめぐる問題は、何故か未だ大手新聞社・テレビ局では報道されていません。。。大手ネットニュースで、やっと記事になりました。

※J-CASTニュースより引用


ツイッターに400人以上の個人情報晒す 勤務先のセキュリティ会社が調査、謝罪
J-CASTニュース 11月5日(木)18時58分配信

 セキュリティソフト会社「エフセキュア」日本法人の社員とされる男性が、インターネット上で400人以上の個人情報を「晒した」として波紋を広げている。

 男性は、漫画家・はすみとしこさんのイラストを「もてはやした」人物を次々とリスト化。これがネット上で大きな批判を呼ぶこととなり、2015年11月4日にはエフセキュアが公式コメントを発表する事態に至った。

■「レイシストをしばき隊」(現C.R.A.C.)の一員を名乗る

 問題視されたのは、「レイシストをしばき隊」(現C.R.A.C.)の一員を名乗る男性のツイッターアカウントだ。

 同アカウントは11月1日、はすみさんがFacebook上で公開したイラストに「いいね」やコメントを付けたとされるユーザーを「下衆な絵をもてはやしている下衆な連中」と批判し、400人以上の個人情報をリスト化して公開した。

 はすみさんは10月、難民を中傷するようなイラストをFacebookに投稿して国内外で物議を醸した。日頃から「プロパガンダ漫画家」を名乗っており、最近でも「帰化」「在日」「シーシェパード」などをテーマにしたイラストを発表していた。男性はこうしたイラストを支持する人々に「制裁」を加える意味で、今回の行動に出たとみられる。

 男性の行動は大きな注目を集めると同時に、批判の声も相次いだ。リストには氏名はもちろん、居住地、出身校、勤務先まで盛り込まれていたため「他人の個人情報をネットで拡散するのは問題では」という声も寄せられた。

 すると男性は「FacebookのTLで自分が公開している情報をまとめただけのもの」だとし、問題ないとのスタンスを示した。

 しかしその後、男性の身元特定が進められたことで事態が急展開する。ネット民の「捜査」により、男性がセキュリティソフト会社「エフセキュア」のマーケティングマネージャーである可能性が浮上したのだ。これが事実であれば、個人情報等を保護するセキュリティ会社の社員にあるまじき行為だとして、批判の機運はさらに高まった。

 加えて、個人情報の入手手段についての「疑惑」も持ち上がった。リストに掲載された1人が「私が現在非公開にしている情報が、このリストにおいて公開されているので削除をお願いします」とコメントしたことがきっかけだ。エフセキュアはFacebookと提携していることから、ネット上では「会社のシステムを不正使用して個人情報を集めたのでは」として大騒ぎになったのだ。

 もっともこの文面を見る限りでは、削除依頼している情報がもともと非公開設定だったのか、リスト公開後に非公開設定にしたのかは分からないが、ネット上では前者だと受け取られたようだ。

 炎上状態が続く中、男性は突然アカウントを削除した。11月3日、カントリーマネージャーが本件を把握したとのツイートを投稿してから間もなくのことだった。

 そして翌4日には同社が公式サイト上で

  「エフセキュアは、社員の行動規範には厳しい基準を設けており、本件を非常に重く受け止めており、現在この件について社内調査を進めております」「今回の件により、皆様に多大なご心配をお掛けし、心よりお詫び申し上げます」

とのコメントを発表。

 また、「当該社員によるエフセキュア重要データ等へのアクセスは行われておらず、本件によるお客様へのエフセキュアのサービスやデータに影響はございません」とも説明しており、エフセキュアの社員であることを事実上認めた形だ。

 J-CASTニュースでは「重要データ等へのアクセス」がFacebook上の非公開設定情報を指すのかなどを確認するため、5日に取材を申し込んだが、「本件に関し、現在、社内調査を進めており、コメントは差し控えさせて頂いております。今後、新しい情報が分かり次第、弊社ウェブサイトでご報告致します」として応じてもらうことはできなかった。

 なお、この男性は取引先の担当者が「反原発」「選挙で共産党に投票した」ことなどが分かった際に「今後優先的に発注出します」「多めに発注したるわ」といったツイートを投稿していたことも分かっており、同じく問題視されている。

 騒動は今しばらく続きそうだ。

※引用終わり。

一部のネット上では、この事件は大騒ぎになっています。なお個人的には、セキュリティソフトの管理職クラス従業員が、政治・信条が異なることを理由に会社の職務・権限等を濫用して行った結果ならば、非常に問題だと私は思います。

また非常に問題なのは、「レイシストをしばき隊」(現C.R.A.C.)の一員を名乗る男性が、セキュリティソフトの従業員だった点だと思います。政治信条の自由は、個人レベルでは自由ですが、企業活動において、企業の管理もなく従業員が政治信条を濫用するのは非常に問題だと私は思います。企業においては、顧客や取引先に対し、政治・信条は「中立」であるべきだと私は思います。

そしてネット社会の現在、情報漏えいの問題は、民間企業に限らず国・地方自治体の行政機関等でも重要です。このエフセキュア社は、防衛省など行政のソフトウェア関係の仕事も行っています。企業にとって、顧客との信頼関係は必要不可欠です。しかし、今回のような会社の足を引っ張るような「事件」で信頼が簡単に崩壊し、売上等に影響する可能性があると私は思います。

今後、このような事件を再発させない為には、下記のような対処が必要だと私は思います。

・採用時における、会社の基準・考え方に合った人材を選ぶ。政治信条面でも、会社の考えに合っているか否かを基準を設け選考する。(三菱樹脂事件の最高裁判決はありますが、法的にグレーな面があり、問題はあると私は思います。)

・就業規則の服務規律・懲戒処分等に
「会社内で宗教活動または政治活動を行わないこと。」
「会社において顧客に対し、政治信条は中立の立場で行うこと」
「会社で知り得た情報・技術・権限等をもとに、業務外で情報漏えい・私的利用を行わないこと」
等を明記し、周知・教育を行う。

・入社時及び役職就任時、退職時に就業規則を元に説明・教育を行い、誓約書を交わす。

以上のような対処は最低限必要だと思います。

ソフトウェアも、所詮「人」が作っています。今回の事件をきっかけに、ソフトウェア会社を含む企業における採用・労務管理の見直しをして頂ければ幸いです。




写真は今日の夕食でシーフードカレーです。

以上、福岡・久留米のぶっちゃけ社労士(会社側の立場でぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用・労務管理・労働トラブル対応の町医者 吉野でした。

※お問い合わせや相談したい時は、いつでも下記へ連絡願います。
福岡 久留米
採用と労務管理、労働トラブル対応の町医者 社会保険労務士 吉野正人
移動オフィス 090-2852-9529 (すぐつながります。)
メールアドレス naitya2000@gmail.com

ただし会社側の相談のみであり、労働者からの相談は対応していませんので、ご了承願います。
なお労働者の相談は、下記リンクの社会保険労務士をオススメします。
社会保険労務士おくむらおふぃす

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Posted by naitya2000 at 20:48Comments(0)