2014年05月15日

5月15日 連日福岡へ 研修講師 社労士会労働相談 残業と労働生産性について

福岡・久留米のぶっちゃけ社労士(会社側の立場でぶっちゃけた相談ができる社労士)こと 採用と労務管理の町医者 吉野正人です。

5月15日木曜日。昨日今日と久々に福岡に連日仕事で出かけるバタバタな2日間でした。先週は事務所で引きこもりがちでしたが、今週は外回りが続きます。私の場合、繁忙期と閑散期が交互に来るのがパターンのようです。

昨日は、顧問先を訪問し、労働保険料年度更新関係等の打ち合わせを行い、夜から同業の先生たちの前で講師をしました。大先輩の先生もいらっしゃり、恐縮したものの充実した研修でした。

今日も福岡に行き、社会保険労務士会の労働相談でした。今回も2人組で対応し、相談も少なく穏便に終わりました。相談の合間の同業同士の情報交換は有益だったりします。明日も福岡方面へ外回りなので、頑張りたいと思います。

今日は気になる記事がありました。

※読売新聞より引用

残業頑張っても評価変わらず…社員と認識にずれ
読売新聞2014年05月14日 09時10分

 社員は残業が評価につながると考えているのに、会社は人事評価で考慮していない――内閣府が13日に発表した「ワーク・ライフ・バランスに関する個人・企業調査」で、個人と企業の認識のギャップが浮き彫りになった。

 調査は昨年9~10月に、企業1016社と、全国の男女3154人を対象に行われた。調査結果によると、残業が上司からどう思われていると思うかを正社員に複数回答で聞いたところ、1日12時間以上働いている人のうち、最も多い53%が「がんばっている(と思っている)」と回答、12時間未満、10時間未満の正社員でも、「がんばっている」がもっとも多かった。

 これに対し、「社員が残業や休日出勤をほとんどせず、時間内に仕事を終えて帰宅している」場合に、「マイナスの人事評価をしている」企業は6%で、「考慮されていない」が74%に上った。

※引用終わり

会社側の立場から見れば、労働生産性・労働密度が大切だと思います。残業せざるをえない時は当然あります。しかし、現在の労働基準法は、労働時間単価で給料を払うように決めています。1時間あたりの賃金単価で割増賃金を支払うため、労働密度は考慮されていません。

経営者から見れば、ダラダラ残業してると思ってるケースも多く、この記事のように「頑張っても評価変わらず」に陥っているケースが多いと思われます。

これを防ぐには、日報や残業時間に行った仕事の報告書と実際の残業時間と比較した上で、人事考課などの評価をせざるを得ないと思います。

5月15日 連日福岡へ 研修講師 社労士会労働相談 残業と労働生産性について

※写真は今日の夕食のメインは、塩焼きそばでした。

以上、福岡・久留米のぶっちゃけ社労士(会社側の立場でぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用と労務管理の町医者 吉野でした。

※お問い合わせや相談したい時は、いつでも下記へ連絡願います。
福岡 久留米
採用と労務管理の町医者 社会保険労務士 吉野正人
移動オフィス 090-2852-9529 (すぐつながります。)
メールアドレス naitya2000@gmail.com


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Posted by naitya2000 at 23:43│Comments(0)
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