2013年09月25日

9月25日 揚げあられビーバー福屋製菓が破産申請から思うこと

福岡・久留米のぶっちゃけ社労士(会社側の立場でぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用と労務管理の町医者 吉野正人です。

9月25日水曜日。今週は3連休の後なので、もう水曜日です。

昨日は、西鉄電車にて顧問先を訪問し、手続き関係の印鑑を貰いながら打合せを行いました。打合せ後は、ハローワークにて手続きを行い、郵便局で発送作業とルーティンワークで終わりました。

今日は、昨日同様西鉄電車で移動し、午前中いっぱい顧問先にて相談・打合せでした。今回は過去使用した労務管理セミナーのレジュメを使いながらアドバイスを行いました。私の場合、セミナーのレジュメは、日頃の「教材」として活用しています。

9月25日 揚げあられビーバー福屋製菓が破産申請から思うこと

※昨日の夕食は、秋刀魚の塩焼き・砂ずり炒め・きのこご飯・ラタトゥイユとまさに秋メニューでした。

中小企業の場合、調子の良い時・悪い時と「ヤマ」があります。今日は、中小企業に関する気になる破産申請情報がありました。

※東京商工リサーチ引用

揚げあられ「ビーバー」 で有名な(有)福屋製菓が破産申請へ

東京商工リサーチ2013年09月25日19時02分

 (有)福屋製菓(TSR企業コード:582117160、石川県白山市、設立平成8年7月、資本金300万円、新黒正美社長)は9月20日付けで事業を停止、事後処理を弁護士に一任し破産申請の準備に入った。負債総額は約1億7000万円の見込み。

 昭和24年に創業、28年8月に法人化した福富屋製菓(株)(TSR企業コード:580018237、白山市(旧:松任市))の事業を引き継ぐ形で設立。平成22年2月には製造部門を分離して(株)ビーバー(TSR企業コード:582104351、白山市)を設立した。

 福富屋製菓時代から製造してきた主力商品の揚げあられ「ビーバー」は、テレビCMなどの効果もあり北陸地方では相応の知名度があり、福富屋製菓時代には最盛期の昭和55年1月期には売上高約3億8100万円を計上していた。その後は大手メーカーの製品との競合や嗜好の多様化もあり売上高が徐々に減少したことから、平成8年に(有)福屋製菓に事業部門を売却。営業に注力したことで、約5500万円に落ち込んでいた売上高は約1億円に回復していた。

 しかし、20年以降は不況の影響もあり再び減収傾向となった。24年1月期には北海道に出荷していた土産物関連が落ち込んだことが大きく影響し売上高は6342万円まで減少。また、衛生面での不徹底により和菓子のサンプル品にカビが発生し約3000万円分の商品を廃棄処分したため、赤字幅が拡大した。25年1月期に入り、主力の「ビーバー」を新パッケージにリニューアルした効果から引き合いが増加。しかし、他社製品との競合は厳しく売上高はほぼ前年並にとどまっていた。

 この間、金融機関に対して返済猶予を申請し資金繰りを維持してきた。26年1月期には新たな商社に販路を構築し、地場のスーパーにも販売先を拡大し受注増加が見込んでいたが、ここへきて運転資金の増加に返済猶予だけでは対応できなくなり、今回の措置となった。

※引用終わり。

地元特有のご当地菓子がまた一つ減ったことは悲しいかぎりです。中小企業の場合、「何でも売ります」「何でも作ります」は不可能です。ランチェスターの法則のように差別化・一点集中・接近戦をするのが得策だと私も思うこの頃です。この記事は、いわゆる「一点集中」「1つの強み」に特化した会社の破産申請の記事です。。。

しかし、記事のなかで「衛生面の不徹底」のような日頃の労務管理が杜撰だったのでは?と思われる記載があり、悲しいかぎりです。安い外国産や嗜好の多様化など原因は多いと思われますが、粗利益と人件費とのバランスを考えた採用人員配置をしていたのか?が気になります。。。

9月25日 揚げあられビーバー福屋製菓が破産申請から思うこと

写真は今日の夕食で、たらこと高菜ソーセージパスタ・ぽてサラ・しぎ焼き・ゴーヤーの卵とじ
です。たらこと高菜のパスタコンビが美味しかったです(^^♪。

以上、福岡・久留米の問題社員対応専門・ぶっちゃけ社労士(会社側の立場でぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用と労務管理の町医者吉野でした。



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Posted by naitya2000 at 21:31│Comments(0)
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