2014年05月01日

5月1日 就業規則・規程見直し 医療業界の外国人雇用と労務管理

福岡・久留米のぶっちゃけ社労士(会社側の立場でぶっちゃけた相談ができる社労士)こと 採用と労務管理の町医者 吉野正人です。

5月1日木曜日。ゴールデンウィークの合間ですが、5月となりました。最近は、事務所に引きこもりがちでしたが、午後から外回りでした。

まずは顧問先とファミレスにて規程見直しの打ち合わせでした。私自身、すでにある就業規則の見直し・メンテナンスも行っています。既存就業規則がしっかりしており、修正レベルで問題なければ、修正することで対応しています。会社ごとに就業規則の見直・。メンテナンスは異なります。今後も、会社ごとにオーダーメイド(個別対応)でやっていきたいと思います。

その後夕方からは、西鉄バスでホームページでお問合せを頂いたお客様の事務所を訪問し、相談対応しました。幸い相談顧問契約していただくことになり、今後一緒に労務管理改善のお手伝いをしていきたいと思います。

5月1日 就業規則・規程見直し 医療業界の外国人雇用と労務管理
※お昼は自宅で、ささみフライの残りで親子丼でした。

今日は週刊誌の記事で気になる記事がありました。

※NEWSポストより引用

看護師業界の離職率に関係者悩み外国人導入の必要性を訴える
2014.04.27 07:00

「うちの病院は毎年20~30名ほど看護師を採用しますが、同じ年に10~20名くらいが辞めていく。離職率だけを見れば、看護師の世界はまるでブラック企業ですよ。春先に毎年多くの看護師が退職していくのは、もはや風物詩ですね」

そうため息混じりに話すのは、都内某病院の事務スタッフ。手厚い体制が敷かれている私立病院などは別かもしれないが、縦割りの体制が当たり前の国立病院・公立病院では、看護師の離職率は軒並み高いという。

慢性的な人手不足によってもたらされるオーバーワークや労働環境はもちろんのこと、公務員が院内を仕切るためお役所的な風通しの悪さがあったり、院内の派閥争いに辟易して辞めていく者も多いのだとか。

「1年もたない看護師もいますけど、3~5年目に辞めてしまう看護師が意外に多い。というのも、前述したように退職する看護師が多いので、そのしわ寄せが残った看護師に向かってしまう。例えば、馬車馬のように必死に働く期間が終わり、ようやく余裕が出てくる3年目あたり。

本来であれば一息つける段階なのですが、新人を育てることのできる看護師の人材不足もあって、今度は基本業務に加えて育成の面倒まで見なくてはいけなくなる。するとそれに耐えかねて辞めてしまう・・・新人の看護師を育てることができないと、回りまわってその後の離職率も高めてしまう悪循環につながるんです」(前出・医療スタッフ)

労働環境を良くすることが、なによりの処方箋なのだろうが、なかなかそうはいかないのが現状だ。加えて、離職率を高める大きな要因としてこんな理由があるという。

「看護師というのは“濡れ手に粟”なんです。辞めても、比較的再就職しやすい。普通であれば、再就職をするというのはとても負荷のかかること。ですが、高齢化社会になりつつある日本では、多くの病院が慢性的な看護師不足に悩まされている。特に地方になればなるほど不足しているでしょう。日本という大きなくくりで考えたときに、退職する人の数よりも、採用募集数のほうが上回りがちなんです」(前出・医療スタッフ)

なるほど確かに、若手時代にプライベートの時間を犠牲にしてまで働きたくない、数年休んでまた働けばいいや…と考えてしまう人が増えてしまうのも納得だ。

「看護師だけでなく、病院全体として考えていくべき問題。仕組みを変えていかないと、病院も人材も育っていかない。危機感を持つために、やはり私は外国人スタッフの導入をもっと推進していくべきだと思います。うかうかしていたら、働き口がなくなるという意識がないことには、退職と再雇用の繰り返し。劇薬になるかもしれませんが、意識を変えるためには必要なことだと思いますね」(前出・医療スタッフ)

※引用終わり

週刊誌記事ですが、非常に問題がある内容です。医療業界は非常に労働トラブルが多い業界です。労働基準監督署での労働相談員時代でも、特に多かったのを覚えています。

しかし、社労士を顧問にしている病院・クリニックは、最近は増えつつあるものの、他業種に比べて少ないのも現実です。

私自身、医療業界の顧問を持っていますが、先生・院長婦人としての「プライド」が、労務管理の邪魔になってるケースが多いように思えてなりません。。。

なお、医療業界の労働トラブルで一番に多いのが、パワハラだったりします。陰湿な上司・先生のいじめが多いようです。。。今後は労務管理として、「良好な人間関係」の構築を一つづづしていくしかないと思われます。「当たり前」と思うかもしれませんが、その「当たり前」ができていないのが現状だと思われます。

労務管理ができていない病院・クリニックに外国人労働者を雇っても、言語や習慣の障壁も重なり、上手くいかないのは明らかであり、意味が無いと思います。

5月1日 就業規則・規程見直し 医療業界の外国人雇用と労務管理

5月1日 就業規則・規程見直し 医療業界の外国人雇用と労務管理
写真は今日の夕食で、さんまのシソ風味ソテー・たけのこふき炊き合わせ・クリームシチュー・ししゃもみりん干し・たけのこ卵とじ、湯でキャベツでした。おかずがたくさんで美味しかったです(^^)。

以上、福岡・久留米のぶっちゃけ社労士(会社側の立場でぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用と労務管理の町医者 吉野でした。


※お問い合わせや相談したい時は、いつでも下記へ連絡願います。
福岡 久留米
採用と労務管理の町医者 社会保険労務士 吉野正人
移動オフィス 090-2852-9529 (すぐつながります。)
メールアドレス naitya2000@gmail.com


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Posted by naitya2000 at 20:13│Comments(0)
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