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2014年07月02日

7月2日 社会保険算定調査立会 ガチンコな話し合い 心の病:労災請求最多の記事から

福岡・久留米のぶっちゃけ社労士(会社側の立場でぶっちゃけた相談ができる社労士)こと 採用と労務管理の町医者 吉野正人です。

7月2日水曜日。昨日今日とガチンコな顧問先訪問が続きました。昨日は午後から年金事務所の社会保険算定調査に立ち会い無事終了しました。どうでもいいですが、同じ会社を2年連続調査するのは如何なものか?と思います。今回立ち会った会社は、「ちゃんとした会社」だったので、社会保険未加入のパートが多い会社等もっと問題のある会社を調査すべきだと思います。

その後、昨日今日と違う顧問先で、会社の将来を左右する決断に関する相談対応を立て続けに行いました。最近、会社における「人生の転機」に相当する場面に立ち会うことが多かったりします。私自身、出来る限り会社を助けるべく、経営者を助けるべくガチンコで対応し続けたいと思います。

今日は気になる記事がありました。

※毎日新聞より引用

心の病:労災請求最多1409件…昨年度
毎日新聞 2014年06月28日 02時30分(最終更新 06月28日 07時21分)

精神疾患と脳・心臓疾患の労災請求、支給決定件数の推移※厚生労働省調べ

 厚生労働省は27日、2013年度の脳・心臓疾患と精神疾患の労災補償状況を公表した。仕事上のストレスによるうつ病などの精神疾患で労働災害が請求されたケースは1409件で、統計が残る1983年以来、最多となった。労災認定の件数は742件で、前年度を下回ったものの高止まりの状況となっている。【東海林智】

 ◇パワハラ、セクハラ改善せず

 労災認定件数のうち、精神疾患によるものは436件(前年度比39件減)で、過去最多だった前年度を下回ったものの、400件を超える件数が続いた。脳・心臓疾患は、請求が784件(同58件減)、認定は306件(同32件減)だった。

 精神疾患の労災認定のうち、セクシュアルハラスメントが原因となったケースは40件(うち自殺1件)で過去最多。パワーハラスメントは55件で2年連続で過去最多を更新。

 精神疾患で認定されたケースを、年代別でみると30代が161件で最も多く、40代106件、20代75件。原因別では「仕事内容・量の大きな変化」と「パワハラ」がともに55件で最多、「悲惨な事故、災害」の49件も目立った。

 脳・心臓疾患の労災認定は50代が108件と最多。60歳以上は前年度から8件増えて50件となった。

 労災認定されたケースの残業時間は140時間以上160時間未満が22件で前年度より6件増え、長時間労働が改まらない現状が浮かんだ。

 同省職業病認定対策室は「労働者の健康調査で仕事にストレスを感じている人が60%を超えるなどストレスや長時間労働が精神疾患の増加の原因ではないか」と分析している。

 ◇解説…過労死防止法生かせ

 「働き盛りの人が仕事で命を落とすようではこの国に未来はない」。過労死・過労自殺の被害者の家族はそう語っている。20日に成立した「過労死等防止法」は遺族の願いが込められた法律だ。遺族の危惧を裏付けるように、2013年度の統計が示す労災の状況は最悪のレベルが続いている。

 この現状に過労死の実態の調査・研究を掲げた同法ができた意義は大きい。脳・心臓疾患や精神疾患以外の病気でも、長時間労働が症状を悪化させることが指摘されている。実態を調査し、長時間・過重労働が身体に及ぼす影響を解明することは、埋もれた「過労死」の救済につながる。同時に、長時間労働を防ぐことが優先課題として改めて浮かんでくるだろう。

一方で政府は、成長戦略として、労働時間の規制(1日8時間、週40時間)から除外する労働者を作る制度を進めようとしている。「残業代ゼロ」の批判が目立つが、同時に「自由な働き方」とは裏腹の際限のない長時間労働を助長する危険性も指摘される。労働者の命を犠牲にする「成長戦略」が許されるわけはない。

 過労死被害の現実を前に求められるのは、命を守る雇用戦略だ。【東海林智】

※引用終わり。

確かにパワハラ・いじめ関係の労働相談が多いのは事実です。実際、私自信、仕事で労働相談を受けますが、パワハラ・いじめ関係の相談が多いのも事実です。

この記事を書いている記者は、元労働組合書記長をされた方で、「労働者側」の記事であることも考慮していただければ幸いです。

確かに、ワタミの渡邉美樹氏のように、社労士である私のような「会社側」の立場でも、問題のある経営者が多いのも事実です。しかし、経営者が知らない間に、中間管理職の立場の労働者が、部下である労働者にパワハラをしているケースも圧倒的に多いのが事実だったりします。また、同僚同士のパワハラもあります。

また、労働者側にも問題が多い場合も結構あります。雇う時に会社に合わない人を雇ってしまった為にトラブルになってる現実があります。

今後は、経営者自信「労働者は財産である」という認識での労務管理と、管理職への最低限の労務管理教育、良好な人間関係構築を前提とした採用の見直しが必要だと思います。



写真は今日の夕食で、おから・切り干し大根・すき焼き・蒸し鶏ときゅうりのマヨ和えです。蒸し鶏ときゅうりのマヨ和えが、おいしかったです(^^)。

以上、福岡・久留米のぶっちゃけ社労士(会社側の立場でぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用と労務管理の町医者 吉野でした。

※お問い合わせや相談したい時は、いつでも下記へ連絡願います。
福岡 久留米
採用と労務管理の町医者 社会保険労務士 吉野正人
移動オフィス 090-2852-9529 (すぐつながります。)
メールアドレス naitya2000@gmail.com


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Posted by naitya2000 at 23:41Comments(0)