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2014年01月01日

1月1日 今年も頑張ります。建設業における外国人労働者について。

福岡・久留米のぶっちゃけ社労士(会社側の立場でぶっちゃけた相談ができる社労士)こと 採用と労務管理の町医者 吉野正人です。あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

1月1日水曜日。昨夜は家族で紅白歌合戦を見た後、年越しそばを食べながら新年を迎えました。日頃テレビを見ない私には、嫌いな歌手が連発すると「拷問」だったりします。。。紅白歌合戦の後は、夜更かしもあまりせず早々と寝てしまい、夜行性の私には珍しく朝早く起きてしまいました。

今日は朝から今年の事務所目標を見直しました。今年も採用と労務管理の町医者として会社側の立場で作成した目標を達成すべくコツコツ頑張りたいと思います。

昨日大晦日に気になる記事がありました。

※産経新聞より引用

外国人労働者、入国緩和 建設人材不足 「単純」解禁も浮上
2013.12.31 13:05
 政府は30日までに外国人労働者の国内への受け入れを大幅に規制緩和する方針を固めた。技能労働者の入国要件を緩和するほか、現在認めていない、特定の専門・技術分野を持たない単純労働者の入国も条件付きで可能とする方向。実現すれば外国人労働者の受け入れの大きな転換点となる。2020年の東京五輪の開催に向けた準備を視野に、まずは建設業界の人材不足に対応する措置について今年度中に結論を出す。

 現在、技能労働者を受け入れる外国人技能実習制度では、製造業や建設業などで途上国の若手外国人を対象に最長3年間の滞在を認めている。建設業では主に中国、ベトナムなどアジア諸国から年間約5千人が来日。累計で約1万5千人が働いている。

 だが、国内の建設現場では人材不足が深刻で、道路の改修など公共事業や、東日本大震災の復興事業など増える仕事に人材供給が追いついていない。政府が過去、公共事業を減らし続けて業界全体が縮小したためで、東京五輪も控え一段の人材不足が心配される。

 このため政府は、即戦力となる技能労働者の再入国を認め、滞在期間を最長5年に2年間延長する方向で検討する。さらに単純労働者の国内就労についても、受け入れ先が厳格に管理する条件で一定期間、入国を認める案が浮上している。こうした外国人が帰国後に、政府が後押しする日本企業のインフラ輸出に協力することも期待している。

法務省は11月から有識者による検討を本格化しており、今後、国土交通省や経済産業省、厚生労働省など関係省庁と詳細を詰め、来年3月末までに結論を出す。

 政府の産業競争力会議は26日の会合で、外国人技能実習制度の期間延長や職種の拡大を提言。少子高齢化による労働人口の減少を補う狙いで、単純労働者の受け入れも視野に置いている。また、経団連は技能労働者の2年間の滞在期間の延長を、全国中小企業団体連合会は再入国を可能とするようかねて求めていた。

 ただ、労働人口の減少対策では「外国人より女性やシニア層活用が先」(法務省幹部)との声も根強い。「外国人労働者が増えると市場の雇用バランスが崩れる」(建設業界関係者)との指摘もあり、政府は緩和の制度設計については慎重に検討を進める方針だ。

※引用終わり。

私自身、建設業の顧問先が多いんですが、正直建設現場の労働者不足は深刻な問題です。しかも、現場作業員はもちろん技術者も不足してるのが現実です。ハローワークのデータでも、建設業に関しては求人のほうが多く、求職は少ないのが現実です。

この原因はいろいろあると思いますが、個人的には過去の規制緩和で派遣業が活発化した反面、その場しのぎの雇用を繰り返した挙句、経営者自身が人材を雇い育てる事を怠ったツケが回ったと思います。

しかし、過去の事を悔やんでも前に進むことは出来ません。実際に「即戦力」になってるのは、60代の職人・技術者であり、高齢者雇用・教育・安全対策は重要だと思います。若手雇用・人材教育促進も必要です。派遣に関しては、建設業は禁止業種になってますが、外国人雇用を促進するよりは「派遣」をどう考えるかは議論する余地があると思います。

やむを得ず外国人雇用をするにしても、安直な規制緩和はせず、雇用要件・労働保険や社会保険の加入・労働契約の締結等は厳格にすべきだと思います。技能実習生に関しては、一部の業者や企業において「悪用」による労働トラブルも多く、個人的には安直な期間延長はすべきではないと思います。



※昨夜はすき焼きを食べながらの紅白でした。久々のすき焼きで美味しかったです(^^)。

以上、福岡・久留米のぶっちゃけ社労士(会社側の立場でぶっちゃけた相談ができる社労士)こと 採用と労務管理の町医者 吉野でした。



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Posted by naitya2000 at 09:49Comments(0)