2012年08月24日

8月24日 そこそこ社員では中小企業では生き残れない

こんにちは労務管理の町医者・社会保険労務士の吉野正人です。

今週は外回り控えめですが、今日は夕方から顧問先の労働者ヒアリング立会と打ち合わせでした。シビアな内容でしたが、従業員からプラス材料の発言がありよかったです。その反面、セミナー準備も停滞気味で事務処理がはかどりません。。。本腰を入れたいと思います。

なお、今日は雑誌に個人的には憤慨する記事がありました。

※プレジデントから引用。

勝ち方パターン「変遷30年」を徹底検証する【2010~】「そこそこ社員」が生き残る時代!?
プレジデント 8月24日(金)8時0分配信

写真・図版:プレジデントオンライン
 「型破り人材」「優等生タイプ」「世渡り上手」……時代とともに昇進する人の条件は大きく変化した。過去30年検証で見えてきた、今後、勝ち残る人材とは。

 日本は、08年に起こったリーマンショックによる不況から依然として立ち直れていない。ただ、今回の金融危機はひとつの引き金にすぎない。新興国の台頭、少子高齢化による労働人口の減少といった負の要因の蓄積は避けられず、日本は遅かれ早かれマイナス成長の時代に突入していたはずだ。

 となると一層の合理化が求められることは自明の理だが、すでに生産や営業の現場はリストラが一巡し、これ以上、非正規雇用の増加が許される環境にない。また90年代のように高齢者層を肩叩きしたくても、人数の多かった団塊世代はすでに定年で逃げ切った。残っているのは、最後の聖域であるホワイトカラーの中堅・若手だけ。いよいよ、バブル入社以降の大卒社員たちのリストラが始まるのである。

 安全地帯がなくなったいま、ホワイトカラーは出世できるかどうか以前に、企業内で生き残れるかどうかを考えなくてはならない。上司は内向き・リスク回避志向をさらに強めている。となれば、生き残るのは世渡り上手の強化版である「超世渡り上手」タイプだろう。

 成果主義が定着したのだから、上司にゴマをするより成果を出すことに力を注ぐべき、という考え方は甘い。そもそも上司に取り入り、まずはおいしい仕事をもらったほうが成果を出しやすいのは明らかだ。かといって、必要以上に成果を出すことはしないほうがいい。やりすぎると、下剋上を恐れる上司から遠ざけられる可能性もあるし、評価されて出世しすぎても、給料以上の責任を負わされ、失敗すれば切り捨てられるだけだ。

 ただし、能力がないのに世渡り力だけで保身を図ろうとする人は、上司が代わった途端、一緒に切り捨てられるケースがほとんどだ。リストラを避けるためには、出世しすぎず、しかし実力はそこそこあって手抜きもしない。ポジションをキープできるだけの成果を出す人が生き残る時代になりつつある。

 いま、日本においては「会社」で出世するための力と、「社会」で活躍するための力が乖離しつつあるのだ。社内で生き延びるためには世渡り上手になる必要があるが、そこでもっとも求められるのは前例踏襲型のリスク回避能力だ。しかし、会社の外に一歩足を踏み出すと状況が変わる。社会が評価するのは、閉鎖感を打破すべく、リスクを取って新しいことに果敢に挑戦するタイプのはずだ。

 が、多くの会社が同じように保守化しており、「社会で必要とされる能力」=「他社で必要とされる能力」ではなくなっているのもまた現実である。リスク型人材が容易に転職できるわけでもない。

 ただし、これは会社の既存のビジネスモデル、ひいては日本の経済そのものがある程度、健全に回っていることが前提である。仮に何もかもが立ち行かなくなってしまったら、どうなるだろうか。

 会社に必要とされる存在になるか、それとも社会に必要とされる存在になるか。本来なら両立すべき要素のはずなのだが、時代がそれを許してくれない。後者を目指した私は、結局、組織から去ることを決めた。選択のときはいつかやってくる。あなたはどちらを選ぶだろうか。

人事コンサルタント 深田和範 構成=村上 敬 撮影=澁谷高晴

※引用終わり。



この考え、中小企業の事業主の皆様が読まれたらどう思われるでしょうか?私は、寂しい内容で、なんの解決・対処案も提示していないと思います。この記事のような社員を中小企業の事業主として雇いたいでしょうか?私は雇いたくありません。

そもそも、この記事自身、従業員それぞれの強みと企業理念との関連が全く記述されていません・・・。著者は、あたかも独立をほのめかしており、人事コンサルタントを名乗っているのに、無責任のよう思えます。。。ちなみにこの人事コンサルタントの考え方は、現在の中小企業には通用しないと思います。

私自身、労務管理・採用において、30人未満の中小企業専門としてやっていますが、こういうときこそ企業理念の確立と従業員との共有化、会社の業績・粗利益を従業員と分かち合う仕組みづくりが必要だと思います。

写真は今日の夕食で、えび、なす、大葉の天ぷら、真あじの香草焼き、きのこソテーでした。久しぶりの野菜天ぷら美味しかったです(^^)。以上、労務管理の町医者こと社労士・吉野でした。


Posted by naitya2000 at 23:14│Comments(0)
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