2016年08月02日

8月2日 学生アルバイトをめぐる労働トラブルについて

福岡・久留米ぶっちゃけ社労士(主に会社側の視点で、労使間の建設的な信頼関係構築を目指し、企業の継続・繁栄のお手伝いをする、ぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用と労務管理の町医者 吉野正人です。

8月2日 学生アルバイトをめぐる労働トラブルについて

8月2日火曜日。今日は、学生バイトとSNSに関する気になる記事がありました。

※キャリコネより引用
ブラックバイトのLINEスクショが拡散され大炎上 テストでシフトに入れない学生に「意味がわからない。寝なければいいじゃん
2016.7.15
キャリコネ編集部

学生アルバイトに過大な責任を要求する「ブラックバイト」が問題となっている。シフトを強引に決められ、学業に支障をきたす学生も少なくない。

そんな中、愛知県内の牛丼チェーン店でアルバイトをしているという学生が7月13日、社員とやりとりするLINEのスクリーンショットツイッターに投稿。その内容が「ひどすぎる」とネット上で炎上している。

「雇用を人質にして無理強いするバイト多すぎ」と批判殺到

やりとりの概要はこうだ。学生は、翌日にテストがあるため深夜0時から朝5時までのシフトに入れないことを店側LINEで伝えたが、社員は

「9-14のシフトで9時半からテストだから行けないんですってのならわかるけど、それで0-5出れないってのが意味がわからない」

と返信。さらには「寝なければいいじゃん」「そのまま、5アップ後、勉強したらいいじゃん」という驚きの言葉を送っている。

バイトの学生はこれに反発。そもそもシフトは固定ではないのだそうで、「勝手に入れられて、僕が都合悪くなったら説得してシフトに入れようとするのはどうなんですか?」と返信している。

この投稿が2万件以上リツイートされた。学生が、ブラック企業すき家の社員やべえだろ、労働環境全く解決してねーよ」と投稿していたこともあり、ツイッターやはてなブックマークでは、

「あれだけ問題になったのに何も解決していないのか…」
「最近は雇用を人質にして無理強いするバイト多すぎだろ」
「すき家の社員もきっと苦しいんだよ…苦しさが苦しさを呼ぶ地獄やな…」

といった声が殺到した。

ゼンショー広報は「現在社内で調査中」と回答

すき家といえば、従業員一人に深夜営業を行わせる「ワンオペ」が問題となり、運営会社のゼンショーが第三者委員会を設置するなどして、労働環境の改善に向けた取り組みを進めているところだ。

もし仮にこのやり取りが事実だとすると、社員の意識は全く変わっていない、ということになってしまう。キャリコネニュースの取材に対し、同社広報担当者は

「現在ネットで出回っているLINEでのやり取りについては、社内で調査を行っているところです。詳細についてはお答えできません」

と述べるにとどまった。

その後の学生のツイートによると、社員からは「シフト入れないなら辞めたら?」とも言われたという。本部ともやりとりをしているというが、学生は「今本部と話し合ってマネージャーが今の店舗から異動しない限り、今回の画像(※LINEのスクリーンショット)は消さないと言いました」と強気な姿勢を見せている。

※引用終わり。

今回の記事は、いわゆるLINE等SNSを業務連絡で使用し、勤務日時(シフト)の件で直属場で、ある社員と学生バイト間で労働トラブルになった事案です。現在は記事のように、LINE等SNSを利用して従業員間の業務連絡を日常使ってる会社が多いようです。

しかし記事のように、LINE等SNSは便利な反面、労働トラブル表面化・拡大させる場合があるように思います。今回の記事を読むと、企業内の業務連絡とは思えない「日常会話」のような論調でLINEをやり取りしています。

そして、LINEでのやり取りをスクショ(画像コピー)して、違うSNSであるtwitterで不特定多数に対し晒しています。ネット社会の現在、悪い噂・酷い出来事は猛スピードで広まります。

皮肉なことに、労働トラブルでは一時期ネット界でも話題になった「すき家(㈱ゼンショーホールディングス)」の事案だったこともあり、ネットで急速に広まり、今回のように記事になってしまったようです。

今回の件も、学生バイトに対する中間管理職である社員の対応です。最近のトラブルは、中間管理職での初期対応を怠ると、今回の記事のように本社・経営者レベルに至る重大事になる事例が多いと思います。

今後は、昨日とほぼ同じですが、下記のような対処が必要だと思います。

LINE・グループウェア・メール等社内での業務連絡手段を明確にする。(個人的には、個人携帯メール・個人アカウントによるLINEはおススメしません。会社提供の携帯、業務用メールアドレス、グループウェアのみをお勧めします。)

社内業務に関するルールを定め、LINE等のSNS・メール・グループウェア使用の場合は、SNS等社内業務使用規程作成し、周知、従業員教育を行う。

中間管理職に関しては、本社・経営者との報告・連絡・相談を密に行い、パワハラ・セクハラ対策部下への言葉遣いを含む労務管理に関する基本的な教育を行う。


以上のような対処が必要だと思います。LINE等の文章やメールでの文章は、労働トラブル時に労使双方証拠となります。そして、ネットで拡散することも簡単です。今後は、部下への言葉遣いSNS活用方法など中間管理職の労務管理が、企業のカギを握ると実感するこの頃です。



写真は今日の昼食で、顧問先から頂いたふくやのクリームバジルパスタ(明太子入り)でした。

以上、福岡・久留米ぶっちゃけ社労士(主に会社側の視点で、労使間の建設的な信頼関係構築を目指し、企業の継続・繁栄のお手伝いをする、ぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用・労務管理・労働トラブル対応の町医者 吉野でした。

※お問い合わせや相談したい時は、いつでも下記へ連絡願います。
福岡 久留米
採用と労務管理、労働トラブル対応の町医者 社会保険労務士 吉野正人
移動オフィス 090-2852-9529 (すぐつながります。)
メールアドレス naitya2000@gmail.com

ただし労働者側の相談も可能ですが、当事務所は会社側の相談が得意ですので、ご了承願います。
なお労働者の相談は、下記リンクの社会保険労務士をオススメします。
社会保険労務士おくむらおふぃす



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Posted by naitya2000 at 21:48Comments(0)