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2016年01月18日

1月18日 スキーバス大事故 運転手採用時、適性診断受けさせずより学ぶこと

福岡・久留米ぶっちゃけ社労士会社側の立場でぶっちゃけた相談ができる社労士)こと 採用と労務管理の町医者 吉野正人です。

1月17日日曜日。昨日に続き、スキー夜行バスの大事故について、採用と労務管理の面から書きたいと思います。

スキーバス大事故 運転手採用時、適性診断受けさせずより学ぶこと

読売新聞より引用
運転手採用時、適性診断受けさせず…バス転落
読売新聞2016年01月18日 15時38分
 長野県軽井沢町の国道バイパスで大型バスが転落し、14人が死亡した事故で、バス運行会社「イーエスピー」が、事故時にバスを運転していた運転手を昨年12月に採用した際、運転に関する適性診断を受けさせていなかったことが、国土交通省の特別監査でわかった。

 適性診断は、バスやトラックの運転手の癖を把握、改善指導するため、道路運送法で運転手に受けさせるよう事業者に義務付けている運転手は、昨年12月まで約5年間勤務した別会社では小型バスの近距離専門だったといい、イー社が技量不足のまま乗務させていた可能性もある。

 適性診断は独立行政法人「自動車事故対策機構」の支所などで行われ、運転の模擬訓練などを通じ、運転時の癖や注意点を分析。事業者側は、「判断能力が低い」などの診断結果を参考に、運転手を指導する。

 適性診断を受けさせなかったことについて、イー社は、運転手が採用面接で「前の会社で適性診断をやっているので、その結果を持ってくる」と話したが、その後、提出がなかったと説明。採用後は大型バスの研修を2回程度行った上で、乗務させたとしている。
※引用終わり。

今回の大事故は、偶然ではなく小さなミス・誤ちの積み重ねで大きな事故になったような気がしてなりません。いわゆるハインリッヒの法則1件重症事故の背景には、29件軽傷の事故と、300件傷害にいたらない事故(ニアミス)があるという経験則)が当てはまると思います。

そして採用においても、道路運送法で義務付けられている適性診断を、「前の会社で適性診断をやっているので、その結果を持ってくる」という労働者の言葉を鵜呑みにし、確認しないまま・適性診断を実質受けないまま運転させたように思えてなりません。。。

今回の事故を教訓に下記のような対処が必要だと思います。

腕・技・技能を伴う専門の仕事は、面接・書類審査だけで採用しない。
・職務により必要な法的に定められた検査等は、必ず受けた上で採用・実務につかせる。
適性検査を行う。
実技試験を行う。
・期間を定めて体験入社で実務を行った上で、本採用する。

以上のような対処が必要だと思います。

特に今回の旅客運送業のような人手不足の業界は、即戦力を求めながら、妥協して雇用する場合が多いと思います。ノビシロの見極め・受入教育の体制・適性検査や技能検査・見習い期間等しっかり行った上で採用する事をオススメします。

中途半端な妥協は、今回の記事のような大事故にもなりかねないので、妥協しない採用と受け入れ教育の見直しをして頂ければ幸いです。



写真は今日の夕食で、ジンジャーポーク、さつまいも甘辛煮、ミネストローネ、こんにゃくの甘辛煮、おからです。

以上、福岡・久留米ぶっちゃけ社労士会社側の立場でぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用・労務管理・労働トラブル対応の町医者 吉野でした。

※お問い合わせや相談したい時は、いつでも下記へ連絡願います。
福岡 久留米
採用と労務管理、労働トラブル対応の町医者 社会保険労務士 吉野正人
移動オフィス 090-2852-9529 (すぐつながります。)
メールアドレス naitya2000@gmail.com

ただし会社側の相談のみであり、労働者からの相談は対応していませんので、ご了承願います。
なお労働者の相談は、下記リンクの社会保険労務士をオススメします。
社会保険労務士おくむらおふぃす



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Posted by naitya2000 at 21:26Comments(0)