スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

2015年10月04日

10月4日 前郵便局長、1億数千万円着服の疑いで懲戒解雇から学ぶこと

福岡・久留米のぶっちゃけ社労士(会社側の立場でぶっちゃけた相談ができる社労士)こと 採用と労務管理の町医者 吉野正人です。

前郵便局長、1億数千万円着服の疑いで懲戒解雇から学ぶこと

10月4日日曜日。今日は郵便局での着服に関する記事について書きたいと思います。

※読売新聞より引用
前郵便局長、1億数千万円着服の疑いで懲戒解雇
読売新聞2015年10月01日 15時48分
 湯前郵便局(熊本県湯前町)の前局長の男性(41)が保管していた現金を着服した疑いがあるとする問題で、日本郵便九州支社(熊本市中央区)は、前局長を懲戒解雇にしていたことが、わかった。

 処分は8月7日付。ほかにも、「(前局長の行為に)適切な対処をしなかった」として関係者3人を同日付で解雇処分とした。

 同支社によると、前局長は2007年に就任し、貯金や保険、郵便など郵便局業務全般を管理・監督していた。約1年前から郵便局の金庫に保管されていた現金計1億数千万円を持ち出し、着服した疑いが持たれている。

 同支社は今後、刑事告発も検討しているという。同支社は「郵便局に対する信頼を失墜させ、深くおわびする。今後、このような事案が発生しないよう体制づくりに努めていきたい」とのコメントを出した。

※引用終わり。

着服に関しては、今回の記事のように時々新聞沙汰にもなりますが、私自身の実務の世界でも時々発生します。。。着服関係の記事は、私自身過去にも書いてますが、重要なので再度対処法を下記の通り書きたいと思います。

・就業規則における、懲戒規定の確認・見直し。
・お金を扱う業務に携わる労働者(管理職を含む)においては、労働契約書にて特別条項を設け労使間で交わす。
・誓約書の署名捺印。
・お金を扱う業務を一人に丸任せせず、病欠した時でも対応できる「サブの人材(副人材)」を育てる。
・一つの業務を、メイン人材(主人材)とサブ人材(副人材)で組み合わせて仕事させる。
・経営者・管理職自ら、「抜き打ち」でさりげなく仕事の状況をこまめに確認・検査する。

以上のような対処をお勧めします。

今回のような、出先の事務所・営業所等の所長・支店長等は、「お山の大将」的な状況に陥りやすいと思います。

出先の所長・所長等に丸任せするのではなく、1つの業務を支店・営業所内の2人以上で業務範囲をお互いダブらせながら仕事をさせるのが良いと私は思います。また、本社による「抜き打ち」の検査は行ったほうが良いと私は思います。

今後は、不正事件を「けしからん」で終わらさせず、今回の着服事件も「今後どうすべきか?」を中小企業と一緒に考え、建設的に改善していきたいと思います。



写真は今日の夕食で、せせりのつくね、大根とにんじんのきんぴら、大根、こんにゃくちくわの簡単おでん、カチャトーラです。

以上、福岡・久留米のぶっちゃけ社労士(会社側の立場でぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用・労務管理・労働トラブル対応の町医者 吉野でした。


※お問い合わせや相談したい時は、いつでも下記へ連絡願います。
福岡 久留米
採用と労務管理、労働トラブル対応の町医者 社会保険労務士 吉野正人
移動オフィス 090-2852-9529 (すぐつながります。)
メールアドレス naitya2000@gmail.com


にほんブログ村 士業ブログ 社会保険労務士(社労士)へ
にほんブログ村


人事・労務 ブログランキングへ


社会保険労務士 ブログランキングへ


福岡県久留米市 ブログランキングへ  

Posted by naitya2000 at 23:07Comments(0)