2015年08月20日

8月20日 ワタミ過去最悪の赤字から労務管理を考える

福岡・久留米のぶっちゃけ社労士(会社側の立場でぶっちゃけた相談ができる社労士)こと 採用と労務管理の町医者 吉野正人です。

ワタミ過去最悪の赤字から労務管理を考える

今日はワタミに関する記事について書きたいと思います。

※朝日新聞より引用

ワタミ過去最悪の赤字 続く客離れ、稼ぎ頭の介護も低迷
朝日新聞デジタル 8月11日(火)20時1分配信

 居酒屋チェーン大手ワタミが11日発表した2015年4~6月期決算は、営業損益が9億円の赤字、純損益が15億円の赤字だった。いずれも前年同期の赤字幅から拡大し、1998年の上場以来、過去最悪となった。ブラック企業批判などから、主力の「和民」で苦戦が続くほか、稼ぎ頭の介護事業も赤字に転落した。

 売上高は前年同期比12・5%減の345億円。「和民」では今春からメニュー全体を値下げしたが客離れが続いており、4~6月の既存店売上高は10・4%減と苦戦した。ただ、不採算店舗を削減したことで、部門の赤字幅は減少した。

 一方、介護事業部門の営業損益は1億円の赤字(前年同期は7億円の黒字)に陥った。施設の入居率は前年同期の84・1%から78・3%に低迷した。

 ワタミは「外食メニューのてこ入れなどで客数減は底を打った」(広報)としており、16年3月期に純損益で10億円の黒字とする業績予想は据え置いた。

※引用終わり。

昔は、飛ぶ鳥落とす勢いがあり、テレビでも渡邉美樹氏が頻繁に出演されていました。渡邉美樹氏のビジネス書もたくさん出版されていたのも覚えています。個人的に、渡邉美樹氏は「嫌い」だったので読んでませんでしたが。。。

個人的には、女性従業員の過重労働から生じた適応障害発症に伴う自殺が労災認定されてからの初期対応のマズさも影響が出てると、会社側の立場の社労士から見ても、私は思います。

当時、労災申請をしても労働基準監督署レベルでは労災認定されていなかった為、ワタミ自身「強気」な対応をしていたと思われます。しかし遺族が労働保険審査官に審査請求した結果、労災認定されてから事態は急変したようです。

最近は、労災認定から慰謝料等高額な損害賠償請求をする事例が非常に増えています。正直、労災認定後に速やかに話し合いを行い、誠意ある対応・謝罪のうえ妥協できる金額で和解すべきだったと私は思います。

そして、労災認定後のワタミにおける杜撰な対応は、マスコミに記事を書かれてしまう結果となりました。今はマスコミに書かれるとネットでも話題となり、悪いうわさはすぐ広まってしまいます。。。しかも、遺族との和解・解決もしていない状況で、渡邉美樹氏が参議院選挙に出馬し、議員になった点も、火に油を注いだような気がします。

時代はテレビや新聞が情報の中心だった社会から、ネット中心の社会に推移していると思います。そのような状況で渡邉美樹氏は、「時代の変化」を読みきれず、今までどおりの「強気」な対応をしてしまったように思われます。

正直、渡邉美樹氏のような経営者は、全てではありませんが、飲食業界には「たくさん」いらっしゃると思われます。しかし、渡邉美樹氏のような考えで労務管理をすると、この記事のように本業の売上にも影響が出てしまうと思います。特に採用面においては、人手不足が深刻な現在悪循環になりかねないと思います。

今後は、「労働者は財産」と言う考えのもとで、「その場しのぎ」ではなく「継続性」を考えて、基本的な面から労務管理を改善すべきだと私は思います。



写真は今日の夕食で、ジェノベーゼソースのパスタ・フレッシュトマトと乾燥トマトのアラビアータ・トマトのピクルス・大豆のトマトスープです。


以上、福岡・久留米のぶっちゃけ社労士(会社側の立場でぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用・労務管理・労働トラブル対応の町医者 吉野でした。


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Posted by naitya2000 at 22:13Comments(0)