2014年08月09日

8月9日 電話相談について パワハラに関する記事から改善策を学ぶ

福岡・久留米のぶっちゃけ社労士(会社側の立場でぶっちゃけた相談ができる社労士)こと 採用と労務管理、労働トラブル対応の町医者 吉野正人です。

8月9日土曜日。真夏に台風が近づいている状況の中、今日は1日中事務所に引きこもりでした。私自身、冷房を入れスずに事務処理や雑務をしていますが、顧問先からの電話相談も結構あります。今日も顧問先から手続きや労務管理の電話相談があり、即答でなんとか対応しました。

電話相談の場合、私自身、基本的に土日関係なく対応しています。実際、趣味が旅行なので、旅行に行ってる時は、旅先でも対応しています。今は携帯があれば、いつでも電話相談対応できますので便利です。なお、今年のお盆中でも相談OKです。



今日はパワハラに関する気になる記事がありました。


※毎日新聞より引用

若者応援企業:24歳女性「パワハラ」提訴 賃金など求め
毎日新聞 2014年08月07日 21時45分(最終更新 08月07日 22時01分)

 厚生労働省が勧める若者応援企業に就職したがパワハラなどがあったとして、神奈川県在住の元会社員の女性(24)が7日、会社と派遣先などを相手取り、賃金や慰謝料など約500万円の支払いを求め東京地裁に提訴した。代理人の弁護士は「厚労省が推奨するから若者は信用する。企業の登録はもっと慎重であるべきだ」と話す。

 女性が訴えたのは、コンピューターのシステム設計などのIT会社「LIFECREATIONS」(東京都港区)と派遣先の「富士ゼロックスシステムサービス板橋事業所」(同板橋区)など3社。

 訴状などによると、女性は2013年11月にL社の1カ月の研修を受けて入社、別の会社経由で富士ゼロックスに派遣された。研修中の休みは1日で、270時間行われたが賃金は支払われなかった。L社は代理人らに「研修は任意の参加」と話しているという。

 また、女性は研修後すぐに富士社に派遣され、高度な知識の求められるシステム開発の仕様書作成を命じられた。具体的な指導はなく、パワハラやセクハラ発言を受け、長時間労働も続いた。2カ月勤務した後、適応障害で働けなくなった。

 女性は新卒で就職した企業でも長時間労働やパワハラで仕事を続けられなかった。今回の会社は、厚労省が関与する若者応援企業と紹介され、決めたという。女性は「最初の仕事でだめだった負い目もあり懸命に頑張ったがモノやゴミのように扱われた。1社目は泣き寝入りしたが、こんな雇用のあり方を変えたいと声を上げた」と話す。L社は「訴状が届いていないのでコメントしかねる」としている。【東海林智】

 【ことば】若者応援企業
 厚労省が「若者応援企宣言事業」として13年4月から開始。労働関係法令の違反がないことや若者を正社員に採用しているなど一定の条件を満たした企業が申請し、問題がなければ各都道府県労働局のホームページに掲載される。6月末現在で全国の3519事業所が登録されている。企業には若者に対するPR効果が、若者は良い企業との出会いが期待できるとしている。


※引用終わり。

毎度のことながら、「労働者寄り」の記事ですが、「会社側の立場」から見ても、学ぶべき点があります。

まず派遣先・派遣元ともに「受け入れ体制」の不整備に伴う労働トラブルと思います。

派遣先は、派遣元からきた派遣社員に対して「即戦力」と期待しており、来る派遣社員は依頼する仕事が出来て「当たり前」と期待していたように思えます。

しかし、この記事によると、派遣元での教育では不足しており、派遣先が求める「労働内容」「スキル(技術)」を身につけていない人を派遣してしまったように思われます。

派遣された労働者自身も、「若者応援企宣言事業」だから安心して働けると期待したが、実際は違っていたという大きなズレがあったように思えます。

派遣会社ならではの、派遣先であるお客様が求めていた「労働者のレベル」と実際に派遣された「労働者のレベル」が不一致で、派遣先で冷遇な扱い・長時間労働→パワハラ→精神疾患という典型パターンになったように思えます。

対策としては、
・派遣元での受け入れ教育の整備
・派遣先での求める仕事内容・レベルのヒアリングを徹底し、最適な人材を派遣
・派遣先においても、教育担当者を決めて受け入れ教育体制の整備

以上のような教科書的ですが対処が必要に思えます。

ただ、この記事を読んで「けしからん!」と激怒するだけでは、労使共々不幸なままです。。。

写真は久々に実家に帰ってきた義弟と地元久留米の大衆居酒屋「松竹」で飲みました。刺身盛り合わせ(税抜き999円)と焼き鳥盛り合わせです。ここは安くて美味しいので好きです。





以上、福岡・久留米のぶっちゃけ社労士(会社側の立場でぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用と労務管理、労働トラブル対応の町医者 吉野でした。


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Posted by naitya2000 at 23:08Comments(0)