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2011年06月14日

焼肉酒屋「えびす」の事例に見る労務管理

こんにちはnaitya2000こと労務管理の町医者・社労士の吉野正人です。今回は、最近まで食中毒で死者まで出てしまった焼肉酒屋「えびす」関連について書きたいと思います。

※毎日新聞より引用

生肉食中毒:「えびす」再開断念 従業員90人全員解雇
毎日新聞2011年6月9日 1時3分 更新:6月9日 1時27分
 
 焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」を巡る集団食中毒事件で、経営するフーズ・フォーラス社(本社・金沢市)の勘坂康弘社長が「営業再開は難しい」として取締役以外の社員約90人を解雇したことが8日、同社関係者の話で分かった。同社は「被害者への賠償のため」として営業再開の準備を進めていたが、地元の金沢市や富山県など自治体が原因究明が終わる前の営業再開に難色を示したことや、営業停止による資金難が理由とみられる。
 
 食中毒事件の発生を受け、富山、福井両県と横浜市は、計4店を営業禁止処分としている。同社は他の店舗を含め全20店を自主的に営業停止にしていた。被害者が死者を含め100人以上にのぼり、賠償金が高額に上ることから、同社は「被害者に十分な賠償をするため」として、自治体の処分対象を除いた店舗での営業再開を模索していた。
 
 勘坂社長は8日、幹部を含め、社員に「自主再建を目指していたが、断念せざるを得ない。辞めていただく」と、口頭で解雇を告げた。

※引用終わり。


※フェリーさんふらわあ さんふらわあこばると
http://www.ferry-sunflower.co.jp/

なお、調査会社東京商工リサーチにも下記のような「速報」が掲載されています。
http://www.tsr-net.co.jp/news/flash/1211577_1588.html

 食中毒の会見で「逆切れ」し、その後土下座して謝罪と印象的な対応をした社長ですが、結果的に従業員全員解雇という最悪の決断を下してしまいました・・・。あれ程、マスコミに取り上げられた挙句、ネットでも大騒ぎとなり、営業停止と言う行政処分を受けてしまっては、余程のバックや銀行の融資を取り付けない限り厳しいと思われます・・・。

 食中毒関連のコメントはこのブログではしませんが、今まで築いた会社が、経営者の判断・行動で一瞬にして崩壊した典型的事例です・・・。事件が起こるまでのテレビやネットでの記事・取材を見た限り、店員は元気で明るく、モチベーションが高い雰囲気だっただけに残念です・・・。

 ある意味、この会社の一連の事件を見ると、急成長の時こそ細心の注意・リスク管理をすべきだと実感しました。労務管理の面でも、急成長している会社は滅茶苦茶な会社が多いのも現実です・・・。成長している時こそ、足元を見て基本に立ち戻り、謙虚に行動すべきなのかもしれません。

 ある意味、中小企業は「継続し続ける事」「急成長でなくても、コンスタントに売上がアップし、粗利を得続ける事」「右肩上がりでなくても、継続的に黒字を続ける事」が重要な気がします。私も労務管理の面から、「粗利を得る事」「売上がコンスタントにアップすること」を助けていきたいと思います。

以上、naitya2000でした。  

Posted by naitya2000 at 01:10Comments(0)